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大クラッシュはジェットコースターに似ている。

20180529

先日行われた5月20日のFIA-F4のレース2で、接触後、グルグルと横に回転してフェンスに衝突してしまいました。

その時のレースレポートはこちら↓

はじめに 第6戦FIA-F4鈴鹿にて、1コーナーでクラッシュを喫しましたが、その後、身体、体調ともに問題なく普段の日常を送ることができています。 レース関係者様、現地もしくは配信放送でレースを拝見されたレースファンのみなさま、ご心配をおかけしました。 また、鈴鹿メディカル&オフ...

過去に大クラッシュを目にしたことがある方々が言うには、大クラッシュ後には記憶が鮮明に残っていなことが多いそうで、結構いろんな方から、「記憶は鮮明か?」と聞かれました。

その度に、自分は「大丈夫です!残ってます!」って答えるんですが、本当に結構鮮明に残ってるんです(笑)

ところが、一歩間違えれば危険な事故だったと、今、冷静になって感じるようになっています。

それに、なかなか普通の人が経験することができない経験をしたんだなあと思う部分も出てきて(←いや、むしろ普通の人には絶対経験してほしくない笑)、この感覚をブログに残すことができれば面白いかも、と思ったので記事にしてみました!

横転しているときの感覚はジェットコースターに似ている

クラッシュ後、まずは色々な方に心配をしていただき、ピットで声をかけてもらいました。

心配をしていただき無事を確認すると、話の流れで「クラッシュしているときどんな感じだった?」と、かなりの確率でこういう会話になるんですね。

ピットでは、17G以上の衝撃を受けてから、冷静に「うーん、あのクラッシュはですね、こう回って、コックピットの中ではこうして、こんな感じがしたんですよ!」って詳しく説明するには、冷静になるための時間が足りてなかったため、「一瞬のことすぎて、グルグル回っていることに身を任せているだけでした。」これがその時に脳から出てくる精一杯の回答でした(笑)

それで、レースからしばらく経ち冷静になった今、あのクラッシュを思い返してみると、レースをしていない方でも絶対に1度は経験したこがある、あるものに似ているかもしれないなと思いました。それはジェットコースター

まあ、ジェットコースター限定というより絶叫系アトラクション全般ですね。

どこが似ているのかというと、自分でコントロール不能な状態が似ているかもしれないと感じました。

どういう事かというと、普通のスピンやクラッシュでは、何かを引き金に(自身の操作ミスであったり、接触をしたりなど)一時的にコントロールを失うことはあるものの、ステアリングやペダル操作で姿勢を立て直そうと、必死に操作をして抵抗することができるんですね。

ところが、今回のクラッシュの場合だと、回転している激しい衝撃でステアリングからは手が離れ、ペダルに足が乗っているかどうかも分からない状態で、200km/h以上のスピンからの回転です。

ステアリングやペダル操作なんてできるはずもなく、ピットでいろんな方にお話しした通り、回転している間は身を任せるしかなかったんですね。まさに、コントロール不能な状態!!

そこで、ジェットコースターなどの絶叫系アトラクションを想像してみてください。

ベルトで体を固定され(手足も宙ぶらりんという過激なものもあるらしい)、システムによって完全にコントロールされている乗り物に乗り、速度は60km/h~80k/hとはいうものの、決して遅くはないスピードで完全に機体に身を任せた状態でグルグル回ったり、急降下したりして、人によってはそれで強い恐怖心を与えたりしますよね。

クルマで横転したことがある方には分かるかもしれませんが、この、自分で全くコントロールができない中で360度から強いGがかかっている状態ということが、ジェットコースターに似ていると思いました。

違いは、過激な体験をするまえの精神安定剤にしてと言わんばかりの、笑顔を振りまきながら、手を振って見送ってくれるお姉さんがいるかどうかだけですね(笑)

次、もしアトラクションに乗る機会があればこの記事を思い出してみて、「クルマで横転しているときってこんな感じなんだ」て感じてみてさいね。

360度ループの手足ブラブラジェットコースターがあれば最高ですね!

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m