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【つぶや記】メカニックときどきドライバーなレースウィーク

先週の水曜日、7月25日から7月29日の間、スーパーFJ岡山シリーズ第3戦のお手伝いをしに岡山国際サーキットへ行ってきた。


去年お世話になったコウゲレーシングのサポートだった。

いつも岡山国際サーキットへ行く時は自分のレースのために行くことがほとんどなため、こうして、参戦するドライバーのサポートとして岡山のメインゲートを通ることは非常に新鮮で、なんともいえない脱力感があった。

水曜日から練習走行が始まり、自分は主にコース外から走行を眺めていた。


走行を見て感じたことをドライバーに伝えて、更に、自分が岡山を走ったデータロガーと比較しながら確認していった。

まだまだ未熟な自分だが、お伝えした内容から何かコツを掴んでくれれば、これほど嬉しいことはない。


走行と走行の間には、メカニックに指示される作業をこなしたりしていた。

こころなしか、マシンに触れている時間がドライバーとしてクルマを運転しているときよりも長かったようにも感じる。

木曜日、金曜日も同じような時間を過ごし、今、自分が知り得る知識と経験をドライバーに伝えられるように尽力した。

今回は全日本F3選手権にスーパーFJが組み込まれるため、通常の土曜日に予選、日曜日に決勝を行う2Days開催ではなく、F3との日程の兼ね合いで土曜日に予選と決勝をこなす1Day開催となっていた。

土曜日はいつも通り、朝早い時間に予選が始まると、金曜日までとは比べ物にならない緊張感がドライバーから感じられ、自分が運転するときもこんな感じなんかなぁ、なんて思いながらタイミングモニタを眺めていた。

始めてじっくりとタイミングモニタを眺めていたが、あれはなかなか面白い。

セクタータイムを見るだけで、「あ、今ミスったな〜。」とか「赤文字だ!全体ベストできてる!」など予選全体の流れを読み取ることができる。

チームドライバーのタイムを張り付いて見入ってしまうほど、熱くなってしまうし完全にメカニック目線で展開を見守っていた。

決勝は翌日の日曜日の台風予報により、タイムスケジュールに変更があったものの、無事に土曜日に開催される流れとなった。

決勝レース開始前にはダミーグリッドでドライバーに声をかけ、グリッドから離れるのをピットロードから見守った。

あのダミーグリッドで声をかける瞬間がなんとなく好きだ。

ドライバーに声をかけることができる最後の時間でもあるし、今からレースが始まるんだという、あの空気感が特別だからだ。

フォーメーションラップを終え各車がグリッドにロックオンすると、「自分がマシンを触った箇所は大丈夫だよな?」とドライバーの時には気づけないようなドキドキ感と不安感が高まった。

シグナルがブラックアウトし無事にスタートしていく様子を確認すると、ひとまずホッとし、それからはタイミングモニタを観ながらサインボードをドライバーに掲示していた。

いつもは自分が見るサインボードを今回は自分が掲示している、これまた新鮮な気分だった。

レースはちょうどチームドライバーの1人がいる3位争いが勃発し、熱い展開だった。

なんとか3位を守りきり、チームとしては2名のドライバーが1位と3位表彰台を獲得した。

どんなにぶっちぎりで、これはもうミスしなければ勝てるでしょという展開でも、最終ラップの最終コーナーを立ち上がってくる瞬間はホッとするし、やっぱり嬉しいものだった。

とにかく、特に大きな問題もなしにレースウィークを終えることができたので本当に良かった。

振り返ると、完全にメカニック目線で過ごした初めてのレースウィークだったなと思う。

いやでも、水曜日に1枠だけテスト走行したから完全にメカニックではなかったな笑
メカニックときどきドライバーなレースウィークを過ごした。