8月24~26日には鈴鹿サーキットで10時間耐久レースが開催されていたので観に行った。
久しぶりに観る側としてサーキットに足を運んだ。
昨年まではスーパーGTの日程の一部として、1000kmレースを開催されていたが、今年から“GT3世界統一戦”を謳って開催された。
これまでのスーパーGTの車両は廃止され、FIA-GT3規格のマシンを使ってレースが行われる。
ブランパンGTやニュルブルクリンク24時間を戦った、海外の著名なレーシングチームが30台近く日本に集結し、スーパーGTに参戦する日の丸チームも少数ながら参戦していた。
中には、日本独自のJAF-GT規格、86MC、エヴォーラMCなども参戦しており、強力な海外チームにどのうように立ち向かうのか注目していた。
金曜日のプラクティス走行からコース各所で観ていた。
主に東コース側を歩き回った。
夕方のセッションからは初めてナイトランを観ることができた。
目に突き刺すように放たれる、ヘッドライトの光が想像していたよりもまぶしかった。
そのわりには進行方向の路面を照らす光量が少ないんじゃかな、とも感じた。
あの視認性で昼間と変わらないスピードで走るのもすごいなと思った。
ゆっくりと各チーム&各ドライバーの走りを観ることができて、鈴鹿を走りなれた日本勢と海外勢の違いも楽しめた。
海外勢は走り方が外から観てても面白くて、S字2個目~3個目で、縁石に躊躇なくガッツリのせたり、2個目のスピードを殺して3個目で稼いだり、クルマのセットの違いか、そもそもな日本勢との考え方の違いか、個性あふれる走りを観ることができた。
土曜日の予選はレースウィークを通してマシンもドライバーも1番最高の状態。
それにポールポジションを獲得すれば、100万円という賞典つき!
100万円はプロアマクラスのフェラーリ488が獲得した。
日曜日の10時間レース決勝は灼熱の中行われた。
スタートからは観られなかったが、序盤の接近戦を楽しめた。
中盤はさすがに暑すぎて休憩していたが、日が沈み涼しくなってから再び観戦。
最後の30分間のナイトセッションは随所で接近戦が勃発して熱い展開だった。
メインの耐久レース以外にもGPスクエアでは鈴鹿恒例のグルメグランプリとか、泡トラというDJイベントがあったりもして、想像していた以上に盛り上がっていた。
さすがにスーパーGTとの抱き合わせではなくなって観客は少なくなったという声が多いように思うが、サーキット側も初年度で色々とよく考えているんだな、と思った。
来年もあれば行きたいな。