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【つぶや記】歩き方を覚えたばかりの子犬のテリーヌ

テリーヌのレシピ本を買った。

フランス料理のひとつである“テリーヌ”というものを作ってみたかった。

食戟のソーマというアニメでテリーヌを初めて知ることになったが、台形で色鮮やかなその見た目には無性に興味をひかれる。

普段はレシピを見ながら料理をすることを面倒くさがって、事前に大まかな調理手順と材料を確認したらなんとなくで作ってしまうが、テリーヌは初めて作る料理だったため、なんとなくでは失敗してしまうと思い、きちんとレシピ本を見て作ってみようと思った。

フランス料理は見た目で楽しませるギミックが仕込まれることが多いため、調理手順が複雑だったりもする。

特にテリーヌは素材ひとつひとつに適切な処理をしてからテリーヌ型にまとめあげることが多いため、きちんとした調理手順を踏まなければいけない。

買ってきたレシピ本には、プロのフードコーディネーターが技巧を凝らした台形がたくさん載っている。

本の中でも、簡単そうな素材と調理手順のレシピを選んで作ってみることにした。

はじめて作る料理はいつもそうだが、調理場での動作すべてがギクシャクする。

レシピに書いてある文字にとらわれすぎて、自分の集中力を調理に注ぎ込めていないような気がする。

ギクシャクしながらも、すべての手順をこなし、テリーヌを作ることができた。

プロの手順の通りに進めたはずなのに、やっぱりなにかが違う。

当然といえば当然なのだが、同じ文脈を通ったはずなのに、結果がはっきりすると、改めてプロのすごさというものを実感する。

自分のテリーヌは全体的にぐたっとしていて貧弱な感じがするのに対して、本に載っているプロのテリーヌはすべての素材が美しくて洗練されている。

まだ歩き方を覚えたばかりの子犬と体幹がしっかりとした大人犬の違いのようにも感じる。

プロみたいなテリーヌが作れるように、これからもテリーヌづくりに挑戦してみよう!

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サーモンと白菜のテリーヌ