今年度から「ATEAM Buzz Racing」よりFIA-F4に岡山と鈴鹿大会のみスポット参戦することが決定し、4月7、8日に行われたFIA-F4岡山大会に参戦してきました。
今回がF4デビューレースであり、不安要素はたくさんありましたが、自分の力を出し切ることに集中してレースウィークを迎えました。
火曜日から練習走行がありましたが、自分は公式トレーニング走行(公式練習)となる木曜日から走行を開始し、週末に備えました。
しかし、目まぐるしく変化する天候に翻弄され、セッション度にウェットになったりドライウェットになったりと、走行量が少ないF4のクルマの挙動をつかみたいという目的を天気に邪魔されるかたちとなってしまいました。
土曜日
〇予選 10位
コースにウェットパッチが随所に残るようなコンディションでFIA-F4の初めての予選がスタートした。
赤旗率が100%の岡山のため、最初からハイペースで周回するドライバーは少なく、やはり今回の予選でも、予選開始数周後にクラッシュ車両が発生したため1回目の赤旗が掲示されることになった。
30分間の予選のうち、クラッシュ車両の回収時間も含まれるため、予選再開後の残り時間は15分ほどと、アタック機会を全車削られることとなった。
残り時間の少ない中で、タイムをだすため懸命にアタックを続けるものの、コーススケールの小さい岡山国際サーキットで30台以上のマシンが一斉に走行しているため、前走車に引っかかったりと中々タイムを出すことができなかった。
そして、1回目の赤旗再開後すぐに、またもや2回目の赤旗が掲載されることになった。
クラッシュ車両を回収するため全車ピットへ戻ることとなった。
この時、自分のマシンのエンジン水温が通常よりも低かったため、ピットロードで待機をせず、1度ピットボックスへ戻り水温調整を要求した。
クラッシュ車両が回収され、セッションが再開するも残り時間は約3分。
ここまでで、タイムを出せていない自分にとっては、なんとしてでも2Lapsアタックを完了させる必要があった(ベストラップがレース1のグリッド、セカンドベストがレース2のグリッドを決定するため。)が、残り3分では1回しかアタックラップが獲れないため、1周のみのアタックで予選を終えることとなってしまった。
最終結果はレース1/10位グリッド、レース2/14位グリッドと不満の残る結果となった。
〇レース1 9位
完全ドライコンディションで迎えたレース1は、10位スタートということでとにかくポイント奪取を目標した。(1~10位までがポイント圏内)
迎えた決勝では、スタートは平凡に決めポジションキープで1コーナーを回るも、争いが激しい中盤域のため、ぐちゃぐちゃの集団でのレースを強いられることとなった。
上位陣のクラッシュもあり、9位辺りを走り続け、パッシングのチャンスをうかがっていたが、そこまでのレースペースを持ち合わせていなかった。
狭い岡山国際サーキットで、この集団から抜き出るためには、圧倒的なスピードが必要で平凡なスピードでは追い抜くことができなかった。
4位争いから一列に列車ができたまま、淡々と周回を重ねるのみのレースとなった。
結果は9位とポイント獲得はできたものの、悔しいレースとなった。
日曜日
〇レース2 15位
レース2では、予選の失敗で14位スタートとなったため、ポイント圏内となる10位を目標としていた。
スタートは平凡なスタートを切り、ポジションアップをしていくものの、バトルでアウト側から仕掛けたときに軽い接触をし、順位を落としてしまった。
順位を下げてからは、前日のレース1でできた列車よりも長い列車が形成され、5位~15位くらいまでが、ズラーっと並んで周回を重ねた。
その後は、特に、バトルやクラッシュなどが発生することもなく、淡々と周回を重ねて、15位でフィニッシュした。
岡本大地
F4デビュー戦終わりました!
今回、岡山という良く知っているサーキットでのデビューということで、もっと上位、表彰台を目標にしていましたが、予選で失敗はしたものの、週末を通してスピードが全然足りませんでした。
クルマのことについても、練習走行で不運な天候に振り回されて、結局良くわからずという感じになってしまいました。
次は、富士大会となりますが、自分はお休みするので、鈴鹿大会となります!
F4独特の予選の雰囲気やレースの組み立て方を勉強することができたので、次戦鈴鹿では、今回学んだことを生かして、表彰台を目指します。
今回も、SNS等応援リプライありがとうございました!m(_ _)m