もう5月に入り、暖かい日が増えてきましたね。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいので気を付けましょう。
自分も最近、食中毒とか胃腸炎っぽいものになってしまってしばらく寝込んでいましたし、知り合いでも、体調を崩したって人が増えたような気がします。
さて、今回はついに、おうちシムにOSW(Open Sim Wheel)を導入したので、数日間使用したレポートと導入のあれこれを紹介します。
おうちシムにOSWを導入する前から、OSWを使用したことは何度かあり(持ってもないのに導入を依頼されたこともある(笑) )、その魅力については、以前に投稿した記事に綴ってあるので、是非チェックしてみてださい。
とりあえず設置してみた
今回はOSWのアッセンブリキットを販売してくれている「Simracingbay」というサイトで注文しました。
Simracingbayは他にもOSWの周辺パーツなども取り扱っており、おそらくほとんどのOSWユーザーはここを利用しているんじゃないかと思います。(Googleで「OSW kit」と検索して最初に出てくるのもここ)
注文後、3日後くらいにDHLの配送にて、到着。
配送料もかなり高かったorz
2つの段ボールの中身を確認していきます。
サーボモータマウント。
ケーブルと非常停止ボタン。
非常停止ボタンはモーターが暴走をしてしまった際に、使用します。
そしてこちらが、「SimCube」と「MiGE Smallモータ」。
SimCubeはFFBをコントロールして、モータに出力します。
このほかにも、モータにステアリングを取り付けられるようにするハブや、それに付随するボルト類なども一緒に梱包されていて、本当にこのアッセンブリキットを買えばOSWを構築できるという内容物になっていました。(ステアリングとクイックリリースは別途購入しましょうね。)
自分はAccuforceでFanatecのフォーミュラステアリングとクイックリリースを使用できるようにしていたので、OSWでもそのまま流用することができました。
Accuforceにフォーミュラリムを装着した時の記事↓
とりあえず、自分のアルミSUSコックピットにOSWを設置してみたのですが、これがなかなか苦戦した….(笑)
モータがすんごい重くて、シートポジションを決定するときに、仮止め→確認→仮止め→確認と、何回も重たいモータをつけたり外したりして、息切れしそうになりました(笑)
モータが重いということを除けば、設置に関して特に難しいことはなく、付属してあるケーブル類を間違いないように配線すれば、オッケーって感じでした!
あとは、AccuforceのSimcommander4のように、FFBミキサー(SimCube Configuration Tool)をPCにダウンロードしてあげれば、いよいよシムで使えます!
基本的に、設置方法や設定方法などは、Simracingbayにクイックスタートガイドが用意されているので、特に迷うことはありません。
やっぱりOSWは最強だった!
設置&設定も完了し、いざ実走行!
やっぱりOSWは最強。
もう買って、体感してください!
Fanatec買おうとしている方、ちょっと待って!!もう少し頑張ってOSWにして!!
マジで、この感覚を体験してしまうと、その他のハンコンがおもちゃ。
これも先人方のおかげ…ありがたや~ありがたや~
おかげで本当に導入の敷居が下がりましたよね。
これまでFFBは、路面の凸凹や、単純なステアリングの重さだったりを感じることができれば、とてもリアルに感じていたのですが、そのレベルをOSWは越えていました。
路面の凸凹はより繊細に表現してくれていて、ホンマに同じコースで走ってるの?って思うくらい情報量のちがいが明らかです。
ステアリングの重さに関しても、ほとんどの実車の重さを網羅できるくらいのトルクがあり、実車のトレーニングに充分なります。(F4と同じような重さにしてトレーニングができます。)
上記の内容はAccuforceでも、ある程度は満足していましたが、同じダイレクトドライブのハンコンでも違うなと感じたのが”路面のうねりの表現”。
Accuforceでは、路面の凸凹や縁石の表現、ステアリングの重さをそれなりに発揮してくれていましたが、路面のうねりを感じることはできなかったし、路面が下っているときに舵を当てても普通にステアリングが切れていました。
しかし、OSWでは路面が下っているときは、ちゃんとタイヤに荷がかかっている感覚がありますし、バンクのきついコーナーはもちろんステアリングが重いです。
今まで気づかなかった感覚を得ることができて、よりタイヤの限界を感じながら走行することができるようになりました。
これで、またリアルとバーチャルのフィルターが1枚剥がされました(笑)
タイヤ感を感じられるっていうのが、何よりも実車の練習になりますね。
おかげで、シムトレが捗りすぎてヤバイです(笑)
これは本当に全シムレーサー達におすすめしたいですね。
それと、やっぱりまずお金をかける場所はハンコンやなって思いました。
ハンコンを変えるだけで、「あ、このシミュレータって本当はこんなに立派なFFBを出力してくれてたんだ」ってなります。
同じコース、同じクルマが全く別物かのようにフィードバックしてくれます。
以上、Fanatecを検討している方、考え直して!!と感じたシムヲタでした。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m