9月13日深夜1時にKunos StudioのシミュレータAssettoCorsa(以下AC)の新作となる「AssettoCorsa Competizione(以下ACC)」の早期アクセスがスタートしました。
自分も1時まで眠い目をこすりながら頑張って待機して、夜な夜などんな感じか体験してみました。
(プレイの様子はYouTubeでライブ配信をしました。)
プレイし終えてすぐに、Twitterの方に感想を投稿しました。
ACC ちょっとやってみた感想
悪い
・UIが分かりにくい。シミュレータのUIというよりもゲームのUIって感じ。
・FFBが微妙。(ダンパー効果を無くしたい。というか色々設定項目が欲しい。)
・バグ&不具合あり(Earlyアクセスなので承知)
・雨が微妙。良い
・縁石に乗ったときの挙動が良い。
— Daichi OKAMOTO (@racingda1) 2018年9月12日
まあ、おおまかな感想はこんな感じ。
リリース前には、SNS上で、すんごい盛り上がりをみせていたのでめちゃくちゃ期待していましたが、実際にプレイすると悪い点が多かったです。
まず、今回の目玉といえるナイトセッション&ウェットコンディションの導入ですが、なんとも微妙な出来具合……
ナイトセッション&ウェットコンデイションのグラフィックはとってもきれいで素晴らしかったのですが、ウェット路面の挙動が残念。
雨ラインなどの再現は全くされておらず、rFactor2やACのウェットMODと同じように、路面μ全体のグリップ落としましたというようなフィーリング。
ただ、コース上に発生した水の川をまたぐときのグリップ低下やハイドロ現象はそれなりに再現されていました。
ずっと前から雨ラインが再現されたシムをやりたいとずっと思ってた中、ACCに雨がくるということで、と期待していましたが非常に残念でした。
(以前、これからのシムに望むことを書きなぐった記事↓)
ACCの正確なコースでもやっぱり雨の再現って難しいんだなあ。。。。
今後の開発に期待しています。
あとは、FFB(フォースフィードバック)とマシンの挙動もいまいちだなあといった感想です。
FFBは全体的にダンパーエフェクトがかかったような感触で、素早いステアリング操作が非常にやりづらい。
FFBの設定項目も「Gain」と「Minimum Force」の2つしか見当たらず、FFBのセッティングを煮詰めることは難しそう。。。
マシンの挙動も、ACからそんなに大差は感じられず、縁石に乗り上げたときのハネが少ないのと、おさまりも良くなったような気はします。
でも、FFBが全然本気出してくれないのでクルマの挙動も良くなったのか悪くなったのかわかりにくい。
バグや不具合もたくさん見受けられるし、なによりUI(ユーザーインターフェース)がACより改悪。
CS機(コンシューマー機)向けへの対応も視野に入れて、とのことで、これまでガチシム系のUIしか作ってこなかったけど「慣れないことをしちゃった。」感が漂いますね。
コードマスターズ系のUIに近いなあと思いましたが、pCars2に近いという声などもSNS上で見受けられ、UIに関しては酷評が目立ちますね。(pCars2はすぐにポイしてしまったので覚えていませんww)
ちょっと残念な感じになってしまいましたが、リリース前の盛り上がりと期待が少し大きすぎたのかもしれませんね。
海外勢のレビューをチェックしてないけど、どうなんだろう。。。。
現状、MODもいっぱいあるし、ナイト&ウェットもある程度遊べるAssettoCorsaの方が全然楽しめそうですね、FFBも挙動も良いし。
早期アクセス第一弾からこんな感じで大丈夫なのかなあ、とは思いますが正式版リリースまでにアップデートを重ねて良いシムになると良いですね。
グラフィックやサウンドなどは本当に素晴らしいし、今回はブランパンGT3車両がすべて収録されるそうなので、きちんと改良されれば面白そうですよね。