Heusinkveldの新作SPSがきた!
Heusinkveldの新作ペダルが2018年12月に販売されました。
おうちシムでは旧型となるSim Pedals Proを使用していて、その違和感のないペダルワークがとっても気に入っていました。
新作となるSim Pedals Sprintはさすがに注目度が高くて、初出荷分の注文は販売開始後即売り切れと、なかなか手に入れることが難しい状況でした。
年末に第2出荷分のオーダーを開始しましたが、そちらも即完売。
次回の1月中旬まで待機かあ……と落胆していましたが、DemonTweeksで注文が可能ということで、手に入れることができました!(現在は2月まで出荷延期となっているようです。)
Demon Tweakにしむぺだるすぷりんとあった!!https://t.co/uJeJqmFXRO
— Daichi OKAMOTO (@racingda1) 2018年12月21日
旧型SPPから細かい部分が改善
まずは、開封!!
外箱はSim Pedals Pro(SPP)の時よりも、Sim Pedals Sprint(SPS)はおとなしめの印象。
SPPは外箱にデーンとHeusinkveldのロゴが入っていたんですが、 今回は包装に力を入れていて外箱は真っ白。
あのかっこいい外箱を、あとあと他のものに活用しようと期待していた自分はSPPの方が好きだったゾ!笑
旧型のSPPからは細かい箇所の改善が見られ、ペダルプレートやブレーキのラバースプリングの変更などが、パッと見で分かる変更点ですね。
ん~かっこいい!!
SPPはゴリゴリ無機質な感じだったんですが、SPSは支柱が高級感のあるマット調グレーで仕上げられていて、その質感はいつまでも手でスリスリしていたいほど……!!
他にも大きな変更点としては、USBボードが一体式になっています。
SPPの時は、ペダルセットにUSBボード(おそらくLeoBodnarのもの)が同梱されていましたが、今回のSPSはブレーキペダル後端にボードが埋め込まれていて、スリム化&コード類がごちゃつかないという地味にうれしい改善!
あと、ペダルのアングルが変更できるように、ブラケットにホールが空けられているのも、SPPからの変更点。(旧型SPPはブラケットに切り込みが入っていて、上下にスライドしてアングルを決定していた。)
SPPのときは、純正の状態でペダルアングルがほぼ直角で、寝かし気味が好みの人はアングルを装着するフレーム側で対処する必要がありましたが、今回のSPSは純正状態で少し寝かし気味です。
SPPのような直角が好みの人も、直角にペダルアングルを変更することができます。(注意!!このアングル変更の際にブレーキペダルセンサーがお亡くなりになりました。ブレーキペダルのみアングル変更が特別になっているので、説明書を良く読んでから変更してください!これもまた別記事にしたいと思います。)
今回Heusinkveldはかなりユーザーの声に耳を傾けて製作したとのことなので、このあたりも良くなっているなあ、という印象。
インプレッション!
外観を舐め回すに楽しんでから、次はいよいよおうちシムにインストール!もうニヤニヤが止まらない!!!笑
装着は、SPPと全く同じなので特に戸惑うことなく完了。
1ペダルにつき4箇所ボルトで締めるだけで、どんなコックピットにも装着できるようになっています。
おうちシムに装着が完了すると早速試走。
PCにUSBを挿し込めば勝手にドライバインストールを開始するので、完了すれば即シムソフトでキャリブレーションをして使用できます。
あと、今回のSPSはDIViewによるキャリブレーションが必要なくなりました。
SPPの時はつるしの状態だと、AMSやrFactorなどの古いシムでは入力範囲が狭くて上手くキャリブレーションができなかったためDIViewで最適化する必要がありましたが、SPSは既に最適化された状態だったので、すんなりシムソフト側でキャリブレーションが完了!初心者でも使いやすい!!
そしていざ、出走。
SPPからはブレーキのフィーリングが若干変更されていて、ブレーキの遊びの部分の質がよくなっています。
これは文字にするのは難しいんですが、擦るくらいのブレーキコントロールがSPPのときよりも違和感がなくなった!ブレーキ入力0~5%くらいのコントロールがしやすくなったというとイメージしてもらいやすいだろうか。
それとツイートもしましたが、ヒール&トゥがめちゃくちゃしやすくなっています。
スロットルペダルプレートが長くなってヒール&トゥが5000倍しやすくなった。 pic.twitter.com/8ffncWUzu3
— Daichi OKAMOTO (@racingda1) 2019年1月11日
ペダルプレートが長くなったことによって、右足かかとの部分がスロットルに乗せやすくなりました。
ヒール&トゥはiRのMX-5で重宝するので、これは地味に神改善!
実際に使用しての感想は以上です。
大幅な変更はない
今回Heusinkveld から新作のSPSがリリースされ、すでにSPPを所有しているシムレーサーはその旧型SPPに魅せられSPSに期待を膨らませている方も多いはず。
今回SPPからSPSにアップグレードして抱いた感想は、最適化。
旧型SPPと同じ価格帯(むしろちょっと安くなった)の新型SPSで、旧型から大幅な変更はなく、SPPで挙がったユーザーの不満から、改善点を1つ1つ取り入れて作り上げたという感じで、まさに最適化という印象。
旧型が気になっていてところ、新型SPSがきてほしくなった!という方には、満を持しておすすめできるペダルですが、すでにSPPを持っているユーザーにおすすめできるかといえば、ちょっと微妙……
それでも欲しいんや!という泥沼に足を入れている方は、買って更に深く沼に沈んでください笑 まあでも、後悔することはないので買ってみても大丈夫ですよ!(悪魔のささやき)
以上、新型Sim Pedals Sprintのレビューでした!