昨日、3月5日はスーパーFJ岡山シリーズの開幕戦でした。
3月3日金曜日から岡山入りし、FS走行枠を走りました。
2月初旬まで岡山国際サーキットが路面改修をしていたことと、路面改修後も受験勉強によって、今年からドライブするKKS-Ⅱと新路面の練習が全くできていないような状態でした。
金曜日
やっとレースウィークに入り、練習できると思った1枠目の走行でしたが、路面状態がウェット。
これでは新路面とクルマの限界をつかみにくいという状況でした。
結局、なんとなくでしか路面とクルマの状況がつかみきれないまま1枠目が終了。
しかし、箱車が路面を乾かしてくれることを願っていたところに日差しが強くなってきました。
2枠目のコースインの時点では路面はほぼドライで、ようやく全開走行を開始。
しかし、3周目くらいで再び雨が….
残りはウェット路面で途中からタイヤをドライからウェットに変えて走行。
2枠目も満足な走行ができずに終了。
3枠目にようやくドライ路面。
ここで新路面とクルマの感覚を学習しながら走行することができました。
しかし、思ったようなタイムが出ずに最大のライバルのチームメイトからも遅れをとっていました。
土曜日
金曜日に自分の課題をメカニックたちと話し合い、この日は課題をこなすことに集中しました。
すべての走行枠をドライ路面で走ることができ、1枠目から新品タイヤを導入しました。
レースに近いグリップ感で走行を重ねることができ、金曜日の課題を自分の中で消化したと思います
新品タイヤを入れても絶対的なタイムは前日に比べて伸びていませんでしたが、周りのドライバー達から遅れをとっているような感覚はなくて、良い練習走行になりました。
新路面とクルマに完全に対応できていると感じていました。
クルマに対する不満も全くなくて、結局セッティング変更は一切なしで予選&決勝を迎えることに決断しました。
日曜日
予選&決勝共にドライで走ることができ、練習走行で得たものを出し切ることに集中して走りました。
・予選
程よい緊張感で予選を走ることができ、良い感覚でドライブすることができました。
練習走行でしてきたこどだけに集中して、コースレコードから0.3秒落ちの1’37"8でポールを獲得しました。
このポールラップは自分のなかでは完璧に1周をまとめられたラップだと思っています。
・決勝
スタートに少し不安を抱えていましたが、大きな失敗をすることもなくオープニングラップを1位で周回することができました。
それ以降は、序盤にチームメイトのライバルが後ろに食いついてきていたのに少し焦りを感じていましたが、徐々に離れて行くにつれて自分の走りを取り戻していくことができました。
それからは周回を重ね、そのままファステストラップを記録してトップでゴールすることができました。
結果はポールトゥウィンで、優勝で終えられたことに関してはとても満足しています。
一方で、いつも丁寧にアドバイスしてくださるドライバーの方に、自分のレースでの走りはどうだったかをレース後に尋ねにいくと、新しい課題がたくさん見つかったので、次戦までにきっちりと改善して、再び表彰台の真ん中に立てるように取り組んでいきます。
レースウィーク通してメンテナンスしてくださったメカニックと、ドライビングアドバイス等をしてくださった児島選手&松本選手、ありがとうございました。
Twitterで応援メッセージをしてくださった方もありがとうございました。
とても励みになりました!
岡本大地